江戸時代の初期に榊地区240町歩の開田とあわせて造成された水田灌漑用の溜め池です。面積約5,5ha。沼の周緑部にはヨシ群落、マコモ、ショウブ、内部にはハス、ヒシなどが繁茂し、東部にはヨシ原が広まっています。
毎年秋にシベリアやカムチャッカの繁殖地から渡ってくるガン類の重要生息地になっており、秋田県の鳥獣保護区、日本の重要湿地500、
東アジア・オーストラリア地域渡り性水鳥重要生息地として参加登録されています。最盛期にはガン類が11万羽、ハクチョウ類が1万羽にもなり、国内でも有数の生息地として重要視されています。