食を満喫

能代名物「豚なんこつ」の歴史は古く、地元の精肉店が「もったいないから」と包丁で叩いて出したのが始まりと言われています。コリコリとした食感がたまらなく、お酒のお供にも。また、NHKでも紹介された“能代うどん”を使ったぎばさうどん。つるつるシコシコとした食感のうどんにねばねばとした海藻類のぎばさが入って更に喉ごし最高の一品!
他にも白神ねぎなどの季節的な地元食材が楽しめる地産地消のお店があります。お泊りの際は是非、地酒を飲みながら能代の夜を満喫してください。

お土産・特産品を選ぼう

能代には秋田音頭に唄われる檜山納豆を始め、老舗のお店が数多くあります。こだわりの地酒や一本一本丁寧に作り上げる木工品、“べらぼう”と呼ばれる独特な画風の「凧」や「Tシャツ」、秋田杉の香り漂う「桶樽」などなど。たくさんの職人技が生み出す能代の逸品を是非お土産にどうぞ!

自然・景観を楽しもう

能代は世界自然遺産“白神山地”の玄関口。白神山地は秋田県と青森県にまたがる約13万ヘクタールに及ぶ広大な山岳地帯の総称で1993年、日本で最初のユネスコ世界自然遺産として登録されました。その白神山地が一望できるのが魅力の一つ。また、風の松原という日本最大級の松林があります。約700万本植わっている“風の松原”は能代市の海岸沿いに連なり東西幅1㎞、南北総延長14㎞、面積は760ヘクタールと広大です。ウッドチップが敷き詰められた「健康づくりのみち」やサイクリングコース、憩いの広場などがあり多くの地元の人も利用しています。川、海、山の自然に囲まれた能代を是非ご堪能ください。

イベントで楽しもう

イベント盛りだくさんの能代。春には花を楽しめるイベントやバスケの街能代ならではのバスケットボール大会から夏には花火大会、七夕、宇宙に関するイベントが続々。毎年5~6月ごろに開催される“嫁見まつり”は県内外からご参加いただき、花嫁衣裳を着て神社の参道を歩きお参りをします。その姿はとても艶やかで全国でも大変珍しいお祭りです。9月には “おなごりフェスティバル”が開催され、お祭りが終わると同時に夏の終わりを感じます。

まち歩きで“〇〇の街 能代”を楽しもう

木都能代

木材で栄えた町としてこう呼ばれるようになりました。木都能代の父「井坂直幹」と木材に関する資料館“井坂記念館”と木都能代を象徴するする建物“旧料亭 金勇(かねゆう)”は能代に来たら是非立ち寄ってほしいスポットとなっています。

バスケの街能代

能代工業高校のバスケットボール部が高校選抜の全国大会や国体、インターハイで58回の優勝を果たしたことによりこう呼ばれるようになりました。バスケの歴史と文化に触れあえる“能代バスケミュージアム”はバスケファンにはたまらない資料館です。また、五能線“リゾートしらかみ”に乗車した方が体験できるシュート体験も人気です。

宇宙のまち能代

「はやぶさ」を打ち上げたM-Vロケットや後続機イプシロンロケットの地上燃焼試験等を行った日本最大の真空燃焼試験棟などがある“JAXA能代ロケット実験場”があり、また、毎年県内外から大勢の学生や社会人が集まり打上実験や缶サットなどを行う“能代宇宙イベント”があることからこう呼ばれています。宇宙に関するイベントや展示館もあり、大人も子供も楽しめ、学ぶことができます。

エネルギーのまち能代

能代市には“能代火力発電所”“風の松原風力発電所”があります。エネルギーで活力をつくり、エネルギーを自給できることからこう呼ばれています。火力発電所に隣接する“能代エナジアムパーク”は東北電力のPR館でこちらに事前に予約すると火力発電所内のバスでの見学ができます。また、風車が立ち並ぶ中、はまなす展望台近くにある風車は迫力を間近に感じることができます。

歴史を知る

斉明4年(658年)に阿倍比羅夫(あべのひらふ)が蝦夷征伐のため渟代(ぬしろ)に上陸したことにより初めて文献に登場。1400年代後半、檜山安東氏の本城として5代にわたり使われた檜山城は東西1,500m、南北900mの大規模な山城として現在も城跡が残されています。檜山城跡のある檜山地区は能代山本地方の中心地でした。
能代の地名は「渟代」から「野代」、その後、震災にあい、「野代」は野に代わると読まれ縁起が悪いということで、能(よ)く代わるの「能代」に改称されました。
1600年初頭には佐竹藩(秋田)が野代に木材移出の役所を設置したことにより北前船の寄港地ともなり能代から木材や銅が大阪や長崎などに運ばれました。明治には木都能代の父とも呼ばれる井坂直幹(いさかなおもと)が機械製材技術を導入、木材産業の発達とともにその規模は東洋一といわれました。
先人たちが残してくれた歴史が2回の大火に遭いながらも、残され語り継がれています。

元能代市在住宇宙人 星野シロー

能代市潜入調査員の星野シロー。
宇宙からやってきて、2年間たくさんの発見や出会い、思い出を残し2017年夏、自分の星へ帰って行きました。宇宙でも能代のことを思い出してくれていることでしょう。

― シローくんは能代市地域おこし協力隊からうまれました。
「バスケの街」「宇宙のまち」この2つの大きなキーワードをもとに活動していました。

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